Jリーグ 感染対策ガイドライン廃止へ
新型コロナ5類移行受け

2023年5月7日

新型コロナの感染症法上の位置づけが5月8日から5類に移行されることを受けて、サッカーJリーグは感染対策のガイドラインの運用を廃止することにしています。

2020年5月に策定された「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」は、選手やスタッフを対象にした検査の手順や、チームの関係者が陽性判定を受けた場合の対応、それに試合における観客数の制限などが細かく定められ、すべてのクラブがこれにしたがって活動してきました。

Jリーグは感染状況に応じて内容の改定を重ね、今シーズンはおよそ3年ぶりにすべての席で声出し応援ができるようになったほか、3月からは声出し応援の際のマスクの着用を個人の判断に委ねています。

そのうえで新型コロナの5類移行をめどにガイドラインの運用自体を廃止することにしています。

Jリーグのクラブの中には5類移行を受けて対面でのファンサービスを再開するところもあります。

J1の川崎フロンターレは川崎市麻生区の専用グラウンドでの練習公開日の見学ルールを見直し、選手がファンと写真撮影をしたりサインを書いたりするサービスを5月9日から再開することにしています。