“新型コロナ5類移行後も
医療提供体制の整備を” 与野党が要望

2023年4月25日

新型コロナの感染症法上の位置づけが、5月、季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行されるのを前に、与野党は、移行後も当面、医療提供体制などの整備や強化に取り組むよう政府に要望しました。

新型コロナの感染症法上の位置づけが5月8日に5類に移行されるのを前に、4月25日、政府と与野党の実務者協議が行われました。

この中で、与野党は位置づけが移行されたあとも当面、医療提供体制や検査体制の整備や強化に取り組むよう政府に要望しました。

また、会合では、救急搬送が困難な事例の再発防止を図ることや、後遺症に悩む人への相談体制の整備、それに、新型コロナ対策の課題や効果の検証などが必要だといった指摘も出されました。

これに対し、政府側は「しっかり対応したい」と応じました。

政府と与野党の実務者協議は、4月25日でいったん終了し、今後、感染が再び急拡大した場合などに開催することを申し合わせました。