北京五輪・パラのコロナ感染対策まとめた
「プレーブック」発表

2021年10月25日

2022年の北京オリンピック・パラリンピックに参加する大会関係者に向けた新型コロナウイルスの感染対策として必要なルールなどをまとめた「プレーブック」が発表されました。

「プレーブック」はIOC=国際オリンピック委員会や大会組織委員会などが新型コロナウイルスの感染対策として大会に参加する関係者に向けたルールなどをまとめたもので、この夏の東京大会に続いて2022年2月から開かれる北京大会の「プレーブック」が10月25日、発表されました。

それによりますと、大会関係者は中国に入国したあとはPCR検査が毎日課されるほか、マスクは医療用と同じ程度の基準ものを着用することなど東京大会よりも厳しい感染対策がとられるとしています。

さらに、北京に到着する少なくとも14日前までにそれぞれの国や地域で定める回数のワクチン接種を済ませ、接種できない場合は到着したあと、21日間の隔離が必要であることなどが明記されています。

こうしたルールを違反した場合は参加資格の剥奪や、失格などの厳しい措置がとられる可能性もあるということです。