【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(7月6日の動き)

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。

ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交など、ウクライナ情勢をめぐる6日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。

(日本とウクライナ、およびロシアのモスクワとは6時間の時差があります)

ウクライナ軍 要衝の一部地区から部隊撤退 住民に避難促す

ロシア軍とウクライナ軍が激しい戦闘を続けるウクライナ東部のドネツク州の戦況をめぐって、ウクライナ軍の関係者は4日、地元メディアに対して、高台の要衝チャシウヤルの一部の地区から部隊を撤退させたと明らかにしました。

ロイター通信が5日、伝えたチャシウヤルの町を上空から撮影した映像では、屋根や壁が崩れ落ちた多数の建物が映し出され、激しい戦闘が続いたことをうかがわせていて、ロシア国防省は「チャシウヤルの一部の地区を解放した」と戦闘の成果を誇示しました。

また、ドネツク州の知事は5日、SNSでロシア軍の州内への攻撃で3人が死亡したほか、20人以上がけがをしたと発表し「ドネツク州のどの町や村も、常に敵の攻撃の脅威にさらされている。とどまるのは危険なので速やかに避難してほしい」と呼びかけました。