なでしこジャパン パリ五輪最終予選 北朝鮮戦へ合宿開始

サッカー女子のパリオリンピックのアジア最終予選に臨む日本代表「なでしこジャパン」が13日から千葉市で2月下旬の試合に向けて合宿をスタートさせました。

サッカー女子のパリオリンピックのアジア最終予選で日本は、北朝鮮とホームアンドアウェー方式で対戦することになっていて、2試合の合計得点が上回るとオリンピックの出場権を獲得できます。

13日から最終予選に向けた合宿をスタートさせ、初日は22人のメンバーのうち攻撃の中心選手の1人、田中美南選手や去年のワールドカップで男女通じて日本代表の最年少ゴールを決めた藤野あおば選手など11人が参加しました。

練習は午後4時ごろから千葉市で行われ、選手たちはウォーミングアップをしたあとゴールキーパーから短いパスをつないで攻撃を組み立てるビルドアップの確認などで1時間余り、汗を流しました。

練習後、田中選手は「1人1人がベストなパフォーマンスができるところに状態をもっていくことが大切だ。試合に向けていい雰囲気づくりをしたい」と話していました。

キャプテンの熊谷紗希選手や長谷川唯選手など海外でプレーする選手は週末などに予定されている所属チームの試合を終えたあと合流する予定です。

最終予選は、第1戦が24日、第2戦が28日に予定されていて、このうち第2戦は、東京の国立競技場で行われることが決まっています。

北朝鮮のホームとなる第1戦の会場はアジアサッカー連盟が中立地での開催を提案し、まだ決まっていません。