フィギュアスケートの四大陸選手権は大会2日目、女子シングル後半のフリーが行われました。
フィギュア四大陸選手権 千葉百音が初優勝 女子シングル
中国の上海で行われているフィギュアスケートの四大陸選手権は2日、女子シングル後半のフリーが行われ、18歳の千葉百音選手がほぼミスのない演技で自己ベストを更新し、初優勝を果たしました。また、21歳の渡辺倫果選手が3位に入り、日本勢2人が表彰台です。
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去年のこの大会で3位に入り、前半のショートプログラムで自己ベストを更新してトップに立った千葉選手は、冒頭、3回転の連続ジャンプを鮮やかに着氷させて高い出来栄え点を獲得すると、その後のジャンプも大きなミスなくまとめ、3つのスピンでも最高評価のレベルフォーを獲得しました。
千葉選手はショートプログラムに続き、フリーでも自己ベストを更新する143.88をマークし、合計得点でも自己ベストを更新して214.98で大会初優勝を果たしました。
去年5位の渡辺選手は前半4位につけて後半に臨み、冒頭、自身の代名詞となっているトリプルアクセルを鮮やかに着氷させるなど、伸びやかな演技を見せてフリーは134.95、合計で202.17で3位に入り、日本勢2人が表彰台に上がりました。
この大会3回目の優勝を目指した24歳の三原舞依選手は、合計184.07で7位でした。
初優勝 千葉百音「自分の今できるベストの演技ができた」
これまでの自己ベストを10点近く更新する圧倒的な演技で初優勝を果たした千葉百音選手は「自分の今できるベストの演技ができたことがすごくうれしかった。フリーの楽曲は、ピアノのきれいな旋律と海の美しさを表した壮大な曲で気持ちよく滑ることができた」と笑顔で話していました。
アイスダンス 小松原カップル 前半6位
この日はアイスダンス前半のリズムダンスも行われ、小松原美里選手とティム・コレト選手のカップルが自己ベストを2.41更新する71.29をマークして日本勢トップの6位につけました。
アイスダンスは今大会の日本勢最上位カップルがことし3月にカナダで開催される世界選手権の代表となります。
後半のフリーダンスは大会最終日の4日に行われます。