気象・災害

気象庁と国交省が緊急発表 大雪での立往生警戒を これまでは

22日、国土交通省と気象庁が日本海側を中心に広い範囲で大雪が予想されるとして行った「緊急発表」。

SNSでも「大雪のニュースで気象庁と国交省の担当が一緒に登場するのはヤバい時」という投稿も注目されました。

これまで「緊急発表」が行われたときにどのような被害や影響が出たのかまとめました。

大雪が予想されている地域では改めて警戒してください。

ほとんどのケースで大雪被害が…

この国土交通省と気象庁の「大雪に対する緊急発表」は2014年2月の関東甲信地方を中心とした記録的な大雪で、各地で車の立往生が発生したことを受けて始まりました。

2020年以降でみると、合わせて11回発表されていて、高速道路や幹線道路で大規模な立往生が起きたり、電車の中に閉じ込められる事態になったりするなどほとんどのケースで大雪の被害や影響が出ています。

【2023年1月】

新名神高速道路 丸1日以上多数の車が立往生

このうち、2023年1月には、新名神高速道路の三重県から滋賀県にかけての下り線の一部で丸1日以上、多数の車が立往生しました。

15本の列車が立往生 一時約7000人車内に閉じ込められる

またJR西日本では、京都線や琵琶湖線の複数の地点で線路のポイントの切り替えができなくなり、15本の列車が立往生した結果、一時、約7000人が車内に閉じ込められ、16人が体調不良を訴えて救急搬送されました。

【2022年12月】新潟県柏崎市 大規模な車の立往生

また、2022年12月は、記録的な大雪で新潟県柏崎市の国道などで大規模な車の立往生が発生し、通行止めの解除まで38時間かかりました。

【2021年1月】福井 北陸自動車道 約1090台立往生

2021年1月には、福井県の北陸自動車道で、雪による事故の影響などで複数の場所であわせて約1090台にのぼる立往生が発生しました。

これまでに「緊急発表」の対象となった地域ではなだれや除雪中の事故などにより亡くなった人もいて、警戒が必要です。

この冬1番の強い寒気と冬型の気圧配置の影響で25日ごろにかけて日本海側を中心に能登半島地震の被災地でも大雪となる見込みです。

交通への影響や車の立ち往生、地震で損傷を受けた建物は雪の重みによる倒壊に警戒をお願いします。

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