【地震 交通影響 3日】新幹線は通常どおり運転 空の便は欠航も

1日に石川県能登地方で震度7の揺れを観測した地震の影響で、新幹線や空の便は2日も運転の見合わせや欠航など影響が出ました。

3日も一部で影響が続く見込みです。

各地の交通について随時更新でまとめます。

【鉄道】

新幹線 通常どおり運転

JR東日本によりますと北陸新幹線と上越新幹線は2日午後、全線で運転を再開し、3日は始発から通常どおり運転しています。

JR在来線・私鉄など(午前6時時点)

JR西日本によりますと、
▼JR氷見線は3日も終日、全線で運転を見合わせます。

▼JR七尾線は金沢駅と高松駅の間で通常より本数を減らして運転する予定です。高松駅と和倉温泉駅の間は運転再開の見通しがたっていないとしています。

▼JR高山線の越中八尾駅と猪谷駅の間は3日は午後6時半ごろから運転する予定だということです。

▼のと鉄道は全線で運休となっています。

▼「あいの風とやま鉄道」は、津幡駅と高岡駅の間で3日午後以降の再開を見込んでいるということです。

▼北陸鉄道は、
▽石川線は通常どおり運行する予定で、
▽浅野川線は3日も運休するということです。

▼富山地方鉄道は、立山線の岩峅寺駅と立山駅の間で3日始発から運転を見合わせるということです。

▼IRいしかわ鉄道は、金沢駅と津幡駅の間で2日午後、運転を再開し、3日は1時間に1本程度臨時列車を走らせるということです。

新潟県の在来線の情報

▼JR越後線は越後赤塚駅と関屋駅の間で線路の土台部分が地震の影響で陥没したとしてきょう以降も運転できないということです。JR東日本は今月6日の復旧を目指しています。

▼JR大糸線は線路の設備に被害が出たため、糸魚川駅と長野県の南小谷駅の間で少なくとも今月7日まで運転できないということです。

▼北越急行の「ほくほく線」は、全線で始発から通常どおり運行しています。

▼「えちごトキめき鉄道」は通常どおり運行しています。

【空の便】

能登空港の滑走路 4日まで閉鎖予定

石川県輪島市にある能登空港は、滑走路では深さおよそ10センチ、長さおよそ10メートル以上の亀裂が複数か所で確認され、4日まで閉鎖する予定としています。

能登空港の滑走路が閉鎖されている影響で、
▽全日空は3日と4日の2日間、能登空港と羽田空港を結ぶあわせて8便の欠航を決めています。
▽日本航空は石川県の小松空港と羽田空港を結ぶ臨時便2便を運航しました。

【道路】

▽高速道路は、日本道路交通情報センターなどによりますと、北陸自動車道の通行止めは2日までに解除されています。
一方、能越自動車道と能登地方に向かう自動車専用道路の「のと里山海道」では一部で通行止めが続いています。

(3日午前8時時点 国土交通省)
▽国道は、新潟県上越市の国道8号線でのり面が崩落しているということで、一部の区間が通行止めとなっています。

また、自治体が管理する補助国道では、石川県と富山県で国道249号線、359号線、415号線、471号線の4路線27区間、それに県道では石川県で37区間、新潟県で6区間、富山県で12区間で道路が損壊しているなどとして通行止めとなっています。

【船舶】

新潟県の船舶の情報

佐渡汽船は、3日は始発から通常どおり運航しています。