阪神 岡田監督 38年ぶりの日本一をオーナーに報告

プロ野球、阪神の岡田彰布監督が38年ぶりに日本一を成し遂げたことを杉山健博オーナーに報告し「たくさんの声援をもらって本当にありがたく思う。ファンの人もちょっと優勝の余韻に浸ってゆっくり休んでほしい」と感謝の気持ちを示しました。

阪神は5日夜、59年ぶりの関西対決となったオリックスとの日本シリーズ第7戦に勝って、1985年以来、38年ぶり2回目の日本一に輝きました。

一夜明けた6日、岡田監督は大阪 福島区の阪神電鉄本社を訪れ、杉山オーナーに今シーズンのチームの戦いについて報告しました。

このあと会見した岡田監督は「久しぶりにチームを預かって、打順の固定やポジションのコンバートなどいちからのスタートだった。徐々に強くなるだろうとずっと言っていたが、それを本当に選手がやってくれた。思っている以上に力を発揮できた」などと今シーズンを振り返りました。

球団初のリーグ連覇と2年連続の日本一がかかる来シーズンに向けては「まだ、僕の頭のなかでは来シーズンは始まっていないがチームとしてはスタートしている。秋のキャンプで選手をじっくり鍛えて、もうちょっと膨らみのあるチームができれば」とすでにイメージができている様子でした。

最後に「たくさんの声援をもらって本当にありがたく思う。ファンの人もちょっと優勝の余韻に浸ってゆっくり休んでほしい。応援疲れがあるかもわからないし」とユーモアを交えた独特の“岡田節”でファンに感謝の気持ちを示していました。