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ラグビーW杯 日本代表 アルゼンチン戦へ練習 流は別メニュー
1次リーグの第3戦でサモアに勝利した日本は、ここまでの成績を2勝1敗とし、10月8日に1次リーグ突破をかけてアルゼンチンと対戦します。
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チームは5日に、次の試合会場となるナントに移動する予定で、この日は、ベースキャンプ地のトゥールーズで最後となる練習が行われ、報道陣に冒頭の15分ほどが公開されました。
選手たちは、ストレッチや軽いランニングなどで体をほぐし、キャプテンの姫野和樹選手や、バックスの松島幸太朗選手、それに、キックが好調な松田力也選手などがリラックスした表情を見せていました。
また、チーム最年長の37歳、堀江翔太選手などのフッカー陣は、ラインアウトのスローイングの練習を繰り返し行って、感触を確かめていました。
一方、サモア戦を、ふくらはぎのけがで欠場した副キャプテンでスクラムハーフの流大選手は、スタッフと一緒に別メニューで体を動かしていました。
日本が入った1次リーグのプールDは、3連勝のイングランドがすでに1位通過を決めていて、日本は、次のアルゼンチン戦に勝てば、2大会連続の決勝トーナメント進出が決まります。
松島幸太朗「みんな勝つことしか考えていない」
バックスの松島幸太朗選手は大一番を前にしたチームの雰囲気について「練習中のミスがあまりなく、みんな落ち着いてやっている」と話しました。
そしてアルゼンチン戦に向けて「お互い負けたら終わりなので、気持ちのぶつかり合いになると思う。みんな勝つことしか考えていない。アルゼンチンは勢いに乗りだしたらこわいチームだが、日本も勢いに乗ればこわいチームになれる。最初から気持ちで勝ちにいきたい」と力強く話しました。
松島選手はディフェンスやキック処理に注力していく考えを示したうえで「不安よりはワクワクしている。早く試合がしたい」と話し、重要な一戦を待ち望んでいました。
ジョネ・ナイカブラ「グラウンドの大外にチャンス」
バックスのジョネ・ナイカブラ選手は「アルゼンチンはボールをたくさん蹴ってくると思うが、ハイボールの処理はしっかり練習してきた。空中のぶつかり合いで勝ち、こぼれ球をしっかり捕ってチャンスにつなげていきたい」と話していました。
また「グラウンドの大外にチャンスがあると思っている。相手ディフェンスの裏にボールを運ぶことも大事になってくる。体の大きい相手を背走させて、プランを遂行していきたい」と戦い方のイメージを明らかにしました。