ラグビーW杯 アルゼンチン練習公開 日本と1次L最終戦で対戦へ

ラグビーワールドカップフランス大会、1次リーグ最終戦で日本と対戦するアルゼンチンが練習を公開し、主力選手の1人で日本のリーグワンでプレーするパブロ・マテーラ選手は、全体の練習とは別メニューで調整を行いました。

日本時間の9月29日にサモアに勝った日本は、ここまで2勝1敗と、10月8日に1次リーグ突破をかけて同じく2勝1敗のアルゼンチンと対戦します。

そのアルゼンチンは3日、日本との試合が行われるナント近郊の町で練習を公開しました。

アルゼンチンは前の試合、多くの主力選手を先発メンバーから外しながら、攻守でチリを圧倒し、59対5で快勝しました。

練習には主力を含む、ほどんとの選手が顔をそろえ、チリ戦では控えから出場しトライを奪った司令塔のサンティアゴ・カレラス選手などが、パス練習やダッシュする練習を繰り返し行っていました。

一方、日本のリーグワンに所属し、フランカーやナンバーエイトのポジションでプレーするパブロ・マテーラ選手は、全体練習とは別メニューで調整し、インナーマッスルを鍛えるトレーニングや、ランニングなど、軽い調整を行っていました。

チームの広報によりますと、けがではなくコンディション調整のためだということです。

会見を行ったマイケル・チェイカヘッドコーチは「日本はハードワークするチームで、すべてのエリアにおいて、われわれに対してチャレンジしてくる力量がある。日本は前回大会で、準々決勝に進んだが、われわれは進めず、よりハングリーになっていて、本当に準々決勝にいきたいと思っている。そのための最高の準備をしてきている」と話していました。

日本が所属するプールDは、イングランドがすでに1次リーグ突破を決めており、残り1枠をめぐり日本とアルゼンチンが争っていて、日本が次戦でアルゼンチンに勝てば1次リーグ突破が決まります。