サッカー女子W杯 なでしこジャパン きょうコスタリカと対戦

オーストラリアとニュージーランドで行われているサッカー女子のワールドカップ、日本代表の「なでしこジャパン」は26日、1次リーグの第2戦でコスタリカと対戦します。勝てばスペインの結果次第で決勝トーナメント進出が決まります。

世界ランキング11位の「なでしこジャパン」は22日、1次リーグ初戦のザンビアに5対0で快勝し、26日、ニュージーランド南部の都市、ダニーデンで世界36位のコスタリカと対戦します。

コスタリカは2大会ぶり2回目のワールドカップ出場で、1次リーグの初戦はスペインに0対3で敗れ、ワールドカップでの勝利はまだありません。

スペイン戦はディフェンダーを5人にする「5バック」を採用し、守りを固めてからカウンターで縦への速い攻撃をねらっていました。

日本はコスタリカが引いて守ってきた場合、司令塔の長谷川唯選手を起点に持ち味の素早い連係プレーから守りを崩したいところです。

そして、初戦で得点を挙げた宮澤ひなた選手や田中美南選手、藤野あおば選手など攻撃陣がチャンスを確実にゴールに結び付けられるかが鍵を握ります。

「なでしこジャパン」の池田太監督は25日の会見で、「試合の流れを見ていろんなことを考えないといけない。コスタリカは守備では人に対する強さがあり、攻撃は前線の選手だけで完結できる力を持っているので、そこをケアしながらわれわれの持っているものを出していきたい」と話しました。

コスタリカ戦は日本時間の26日午後2時から行われ、日本が勝って、直後に試合があるスペインがザンビアに勝つか引き分けると決勝トーナメント進出が決まります。

NHKではBS1で中継でお伝えする予定です。