ラグビーW杯開幕まで3か月 ジョセフHC「タックルを強化」

ラグビーワールドカップフランス大会の開幕まで8日で3か月です。

日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチがNHKのインタビューに応じ「今月から始まる国内合宿でタックルを強化していきたい」と話しました。

ラグビーワールドカップは20チームが出場して9月8日にフランスで開幕し、前回、自国開催で初めてベスト8進出を果たした日本は、それを上回るベスト4を目指しています。

開幕まで3か月となった8日、日本代表のジョセフヘッドコーチがNHKのインタビューに応じ、今後の強化ポイントなどを話しました。

選手として2回のワールドカップを経験し、前回大会は日本を初のベスト8に導いたジョセフヘッドコーチは「ワールドカップは、選手にとってもコーチにとっても特別なものだ。何回経験しても楽しみは変わらない」と期待感を示しました。

そのうえで、今月12日から千葉県浦安市で始まる日本代表の合宿に向けて「選手の状態を把握することも含めて楽しみにしている。まずは長期間にわたってプレーできる体づくりをしていきたい」と話しました。

また、海外の強豪と対戦するにあたって特に強化したいポイントにタックルをあげ「昔から日本の選手は低いタックルが得意だが、現代のラグビーでは低すぎても相手にパスをつながれてしまう。タックルは適切な高さですることが大事で、合宿ではそこに焦点を当てて強化していきたい」と説明しました。
世界ランキング10位の日本は、ワールドカップの1次リーグでプールDに入りました。
▽世界6位で前回大会準優勝のイングランド
▽世界8位のアルゼンチン
▽世界12位のサモア
▽世界22位のチリと戦います。

1次リーグのプールAからプールDまでのそれぞれ上位2チームが決勝トーナメントに進み、決勝は10月28日、パリ近郊のサンドニで行われます。