社会

47都道府県 レベル判断のための2指標10項目(8月14日時点)

新型コロナウイルスの感染状況について、都道府県の医療のひっ迫度合いがどのレベルにあるかを示す指標では、今月14日時点で国の基準にもとづいた「重症確保病床の使用率」が東京都で67%となったほか、「確保病床の使用率」が神奈川県で94%などとなり、合わせて39の都府県で政府の分科会が示す「対策を強化すべきレベル」の目安以上になっています。

また「新規陽性者数」の先週比も47都道府県のうち過半数で1倍を超え、全国的な感染拡大が続く状況となっています。
政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、医療のひっ迫の度合いを重視して対策を行うとする考え方をまとめています。

医療がどれだけひっ迫するかは、各都道府県で異なるため、レベルの判断は都道府県が行うとしています。

これを受けて内閣官房は、都道府県がどのレベルにあるか判断するための指標として「医療提供体制等の負荷」と「感染の状況」の2つを示しています。

このうち「医療提供体制等の負荷」には「確保病床の使用率」「重症確保病床の使用率」など5つの項目があります。

また、「感染の状況」には「PCR検査の陽性率」10万人当たりの「新規陽性者数」「感染経路が不明な人の割合」など5つの項目があります。

内閣官房は、今月14日時点の全国47都道府県すべてのデータを発表しました。

このうち、
「重症確保病床の使用率」は、国の基準にもとづく集計で
▽東京都で67%となったほか、

「確保病床の使用率」は
▽神奈川県で94%
▽滋賀県で85%
▽愛知県で84%
▽沖縄県で83%
▽福岡県で79%
▽静岡県と広島県で77%
▽新潟県と熊本県と長崎県で74%
▽鹿児島県で72%
▽石川県で70%
▽埼玉県で69%
▽大阪府と和歌山県で68%
▽奈良県で67%
▽兵庫県で66%
▽千葉県と青森県で65%
▽岡山県で63%
▽高知県と三重県と長野県と秋田県で62%
▽栃木県で61%
▽茨城県で60%
▽香川県と山口県で59%
▽福島県と東京都と山梨県と京都府で57%
▽愛媛県と群馬県と佐賀県で56%
▽宮城県で55%
▽岐阜県と岩手県で54%
▽大分県で50%となり
合わせて39の都府県がいずれか、もしくは両方の指標で、政府の分科会が示している「対策を強化すべきレベル」の目安である50%以上となっています。

また「新規陽性者」の先週比も、47都道府県のうち過半数で1倍を超え、全国的な感染拡大が続く状況となっています。

都道府県別のデータについては、NHKの特設サイトで詳しく紹介しています。

こちらをご覧ください。

最新の主要ニュース7本

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

特集

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

News Up

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

スペシャルコンテンツ

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

ソーシャルランキング

一覧

この2時間のツイートが多い記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

アクセスランキング

一覧

この24時間に多く読まれている記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。