福島県双葉町ふくしまけんふたばまちは、東京電力とうきょうでんりょくの福島第一ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電所はつでんしょがある町まちです。2011年ねん3月がつ11日にち、東日本大震災ひがしにほんだいしんさいがありました。そのとき原発げんぱつで事故じこが起おこって、双葉ふたば町まちに人ひとが住すむことができなくなりました。2022年ねんには、放射線ほうしゃせんで汚よごれた所ところをきれいにして、双葉ふたば町まちの一部いちぶに人ひとが住すむことができるようになりました。町まちには、少すこしずつ人ひとが戻もどっています。

事故じこからもうすぐ13年ねんになる今月こんげつ7日なのか、双葉ふたば町まちに郵便局ゆうびんきょくができました。郵便局ゆうびんきょくや町まちの人ひとなど20人にんぐらいが集あつまって、記念きねんの式しきを開ひらきました。双葉ふたば町まちの町長ちょうちょうは「郵便局ゆうびんきょくができて、生活せいかつが便利べんりになります」と話はなしました。

式しきのあと、町まちの人ひとたちが手紙てがみを送おくったり、ATMを利用りようしたりしていました。2か月げつ前まえに町まちに戻もどってきた女性じょせいは「町まちには銀行ぎんこうも郵便局ゆうびんきょくもなかったので、うれしいです」と話はなしていました。