厚生労働省こうせいろうどうしょうによると、去年きょねん生うまれた子こどもは75万まん8631人にんでした。おととしより約やく4万まん1000人にん、割合わりあいでは5.1%少すくなくなりました。調しらべ始はじめてからいちばん少すくなくなっています。

専門家せんもんかは「働はたらく人ひとの給料きゅうりょうを上あげて、夫婦ふうふが一緒いっしょに子こどもを育そだてることができる社会しゃかいにしなければなりません」と話はなしています。

子こどもを育そだてている家庭かていを応援おうえんしている町まちもあります。

静岡県しずおかけん長泉町ながいずみちょうでは、18歳さいまでの子こどもは病気びょうきなどで病院びょういんに行いっても、お金かねがかかりません。家庭かていで2人ふたり目めからの子こどもの保育園ほいくえんや幼稚園ようちえんのお金かねも、かかりません。子こどものための商品券しょうひんけんも町まちからもらうことができます。

長泉町ながいずみちょうでは、1人ひとりの女性じょせいが産うむ子こどもの数かずの平均へいきんが、日本にっぽんのほかの市しや町まちより高たかくなっています。