大分県日田市は、江戸時代に幕府が直接 支配していた所で、人や物がたくさん集まっていました。
日田市で15日、「天領日田おひなまつり」というひな祭りのイベントが始まりました。歴史がある家や資料館など18の場所に、江戸時代から続くひな人形など5000ぐらいが飾ってあります。
資料館では、「おきあげ雛」という人形を見ることができます。この人形は布や綿、厚い紙で作ってあります。歌舞伎に出てくる人を表した人形が多くあります。
「草野本家」という家には、300年ぐらい前の人形が飾ってあります。人形たちが、横の長さが4mぐらいの木の御殿の中に並んでいるのも見ることができます。草野本家の人は「人形1つ1つの物語を楽しんでほしいです」と話していました。
このイベントは3月31日までです。