日本にっぽんで生活せいかつする外国がいこく出身しゅっしんの3人にんの男性だんせいが、人種じんしゅや肌はだの色いろ、国籍こくせきなどで警察けいさつから何回なんかいも職務質問しょくむしつもんを受うけたと言いって、裁判さいばんを起おこすことがわかりました。職務質問しょくむしつもんは、警察けいさつが町まちにいる人ひとを止とめて質問しつもんすることです。

弁護士べんごしによると、3人にんは「このような職務質問しょくむしつもんは差別さべつになって、憲法けんぽうに違反いはんしている」と言いっています。裁判さいばんで3人にんは、国くにと東京都とうきょうと、愛知県あいちけんに1人ひとり300万まん円えん払はらってほしいと言いうことにしています。

人種じんしゅや肌はだの色いろ、国籍こくせきなどを理由りゆうにして職務質問しょくむしつもんなどをすることは世界せかいで問題もんだいになっています。

弁護士べんごしは「日本にっぽんでこの問題もんだいについて裁判さいばんになるのは初はじめてだと思おもいます。警察けいさつの今いまのやり方かたが、世界せかいの基準きじゅんに合あっているか考かんがえてほしいです」と話はなしています。

警察庁けいさつちょうは、人種じんしゅなどを理由りゆうにした職務質問しょくむしつもんの中なかで、2021年ねんに6件けん、質問しつもんのしかたなどに問題もんだいがあったと言いっています。