国は、日本の人たちがよく食べていて、生活に特に大切な野菜を「指定野菜」にしています。今はキャベツ、だいこん、トマト、なす、ねぎ、たまねぎなど14の野菜があります。
2026年からブロッコリーが新しく指定野菜になります。日本では人口が少なくなって、市場に出る野菜の量が少なくなっています。しかし、ブロッコリーは最近の10年で30%ぐらい増えました。栄養が多いことなどが、よく食べるようになった理由です。
ブロッコリーは北海道や愛知県、埼玉県などでたくさん作っています。指定野菜の値段が下がったときは、たくさん作っている農家が仕事を続けることができるように、国がお金を出します。
指定野菜が増えるのは、1974年のばれいしょ(じゃがいも)のあと、久しぶりです。