沖縄県宜野湾市のまちの中にあるアメリカ軍の普天間基地を移すため、防衛省は名護市辺野古の海を埋める 工事をしています。1月10日、県が認めていなかった工事が始まりました。県の代わりに国が認めたためです。
10日の昼すぎ、海の中へ石などを入れ始めました。計画では、海の底に約7万1000本のくいを打つ工事もする予定です。
防衛省は、全部の工事などが終わって、普天間基地を移すことができるようになるまで12年ぐらいかかると言っています。
工事が始まった海の近くでは、反対する人たちが工事の車が通ることができないように道に座っていました。沖縄県の玉城知事は「工事を無理に行うことは大きな問題です。政府は沖縄の人を苦しめる計画をすぐに中止してほしいです」と言いました。
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