今月こんげつ20日はつかから、アルツハイマー病びょうの新あたらしい薬くすり「レカネマブ」に健康保険けんこうほけんを使つかうことができるようになりました。アルツハイマー病びょうは、認知症にんちしょうの原因げんいんの1つです。

東京都とうきょうとにある病院びょういんでは25日にち、この薬くすりを使つかった治療ちりょうが始はじまりました。

レカネマブは、アルツハイマー病びょうが進すすむのを遅おそくするための薬くすりです。日本にっぽんとアメリカの会社かいしゃが一緒いっしょに作つくりました。

この薬くすりを使つかうことができるのは、アルツハイマー病びょうになったばかりの人ひとなどです。体からだに問題もんだいが出でていないかなどを調しらべるため、専門せんもんの検査けんさができる病院びょういんだけで使つかいます。

治療ちりょうを受うけた人ひとは「病気びょうきが進すすまないようにして、今いままでどおりの生活せいかつを続つづけたいです」と話はなしました。

医者いしゃは「新あたらしい薬くすりで、やっとアルツハイマー病びょうとたたかうことができるようになりました」と話はなしました。