「窓ぎわのトットちゃん」は、俳優の黒柳徹子さんが子どもだったときのことを書いた本です。黒柳さんは小学校1年生のときに学校が変わって、新しい学校で会った校長先生や友達のことを書きました。
この本は1981年に出版されました。出版した会社によると、今までに20以上のことばに翻訳されて、日本や外国で2511万3862冊が出ています。自由な学校の中で子どもたちが元気に楽しそうに成長する話が人気になって、今でも多くの人が読んでいます。
この本が14日、「ギネス世界記録」になりました。1人の作者が自分のことを書いた本の中で、世界でいちばん多く出た本になりました。
黒柳さんは「これからも小さい子どもや若い人にこの本を読んでもらいたいです。そして、自由な考え方をしてもいいんだと思ってもらいたいです」と話しました。