和歌山県有田川町で17年前、7200万年ぐらい前の土から「モササウルス」の骨の化石が見つかりました。モササウルスは、恐竜がいた時代に海にいた大きなは虫類です。
アメリカの大学で研究している人などが調べると、この化石は新しい種類のモササウルスだとわかりました。ほかのモササウルスと違って、前の足のひれが大きくて、背中にイルカのようなひれがあったようです。
モササウルスは日本では「ソウリュウ」と呼ばれています。新しい種類は「ワカヤマソウリュウ」という名前になりました。
化石を見つけた人は「子どものときから化石を探していた山で見つけました。新しい種類だとわかって、ふるさとの名前も入ったので、うれしいです」と話しました。