埼玉県秩父市さいたまけんちちぶしの神社じんじゃでは、300年ねん以上いじょう前まえから「秩父夜祭ちちぶよまつり」というお祭まつりが続つづいています。美うつくしい山車だしが夜よるのまちの中なかを回まわるお祭まつりで、ユネスコの無形文化遺産むけいぶんかいさんになっています。

3日みっかの夜よる、ぼんぼりを飾かざって明あかるくなった山車だしが、にぎやかな太鼓たいこや笛ふえの音おとを出だしながら、まちの中なかを1kmぐらい回まわりました。山車だしの重おもさは10ｔ以上いじょうあります。50mぐらい続つづく急きゅうな坂さかでは、たくさんの人ひとたちが「わっしょい、わっしょい」と大おおきな声こえを出だしながら、山車だしを引ひきました。会場かいじょうでは、全部ぜんぶで6500以上いじょうの花火はなびが上あがりました。

栃木県とちぎけんから来きた女性じょせいは「初はじめて見みました。坂さかを上あがっていく山車だしがすばらしかったです」と話はなしました。秩父市ちちぶしによると、2日ふつかと3日みっかに、36万まん8000人にん以上いじょうがお祭まつりを楽たのしみました。