アフガニスタンのために長ながい間あいだ活動かつどうしていた中村哲なかむらてつさんは4年ねん前まえ、銃じゅうで撃うたれて亡なくなりました。

NGOのペシャワール会かいは、中村なかむらさんが亡なくなったあとも、アフガニスタンの人ひとたちを助たすけています。ナンガルハル州しゅうでは去年きょねんから、農業のうぎょう用ようの水路すいろを作つくっています。中村なかむらさんと一緒いっしょに働はたらいていたファヒーム・シルザドさんが、作つくり方かたを教おしえています。アフガニスタンでは、長ながい間あいだ雨あめが降ふっていなくて、食たべ物ものがあまりとれていません。来年らいねん3月がつに水路すいろができたら、1万まん4000人にんの生活せいかつがよくなると考かんがえられています。

ファヒームさんは「中村なかむらさんは、アフガニスタンの人ひとたちが仕事しごとを持もって、豊ゆたかに生活せいかつできるように願ねがっていました」と話はなしました。

水路すいろを作つくっていた男性だんせいは「この地域ちいきも発展はってんできると感かんじることができて、うれしいです」と話はなしました。