門松かどまつは、お正月しょうがつに家いえの門もんなどに置おいて飾かざるものです。青森県あおもりけんつがる市しの佐藤さとう史成ふみあきさんの家いえでは、毎年まいとしこの季節きせつに門松かどまつを作つくっています。

門松かどまつを作つくるときは、まず3本ぼんの竹たけを立たてます。その周まわりに松まつの枝えだを少すこしずつ入いれて、門松かどまつの形かたちを作つくっていきます。そして、扇おうぎや南天なんてんなどで飾かざります。佐藤さとうさんたちは高たかさ80cmから1m50cmまでの3種類しゅるいの門松かどまつを作つくっていました。

その中なかの2種類しゅるいの門松かどまつには、「笑わらい竹だけ」という竹たけを使つかいました。竹たけを切きったところが笑わらった顔かおに見みえます。

佐藤さとうさんは「この笑わらい竹だけのように、来年らいねんは皆みなさんが笑わらって過すごす1年ねんになるようにという気持きもちで作つくっています」と話はなしていました。佐藤さとうさんたちは12月がつの終おわりまでに800の門松かどまつを作つくって、会社かいしゃや店みせなどに届とどける予定よていです。