「ブラック・ジャック」は、医者の免許を持っていない手術の天才が主人公の漫画です。亡くなった手塚治虫さんがこの漫画をかき始めた年から、今年で50年です。
手塚さんの息子の眞さんや慶應義塾大学などは20日、AIを使って作った「ブラック・ジャック」の新しい話を発表しました。
新しい話は6月に作り始めました。大体の話や新しいキャラクターはAIが考えました。AIと相談して出たアイデアを使って、人が細かい話を決めて、絵をかきました。
眞さんは「AIと協力して作ることができて、うれしいです」と話しました。一緒に作った映画監督の林海象さんは「AIと会話をしているようでした。楽しかったです」と話しました。
新しい話は22日に漫画の雑誌に出ます。