北海道音更町の中川裕之さんは、10年ぐらい前からマンゴーを育てています。今年は10月の終わりごろから、できたマンゴーをデパートなどに送っています。
マンゴーは暖かい所で育つ果物ですが、音更町は今の季節、いちばん低い気温が0°C以下の日が多くなります。このため中川さんは、近くの温泉の熱で温かくした液体を、地下のパイプに通して、温室の中を30°Cぐらいにしています。
今年はいつもの年の3.5倍ぐらいのたくさんのマンゴーができそうです。中川さんは「今まででいちばん多くできて、うれしいです」と話しました。
マンゴーは、12月の中ごろまで東京のデパートや香港に送ります。