日本にっぽんで生うまれて育そだっていても、日本にっぽんに住すむ許可きょかがない子こどもがいます。政府せいふは今年ことし8月がつ、条件じょうけんに合あった子こどもと親おやに、日本にっぽんに住すむことを認みとめる「在留特別許可ざいりゅうとくべつきょか」を出だすと言いいました。

茨城県いばらきけんに住すんでいるスリランカ人じんの家族かぞくに「在留特別許可ざいりゅうとくべつきょか」が出でたことがわかりました。両親りょうしんと7歳さいと5歳さいの男おとこの子この家族かぞくです。両親りょうしんは2012年ねんに技能実習生ぎのうじっしゅうせいになって日本にっぽんに来きました。そのあと、政治せいじの問題もんだいがあるため、難民なんみんだと認みとめてほしいと言いいましたが、認みとめられませんでした。

「在留特別許可ざいりゅうとくべつきょか」が出でると、親おやが働はたらくことや、子こどもが公立こうりつの高校こうこうに入学にゅうがくすることなどができます。7歳さいの子こどもは「うれしいです。将来しょうらいの夢ゆめは博士はかせなので、日本にっぽんで勉強べんきょうしたいです」と話はなしました。母親ははおやは「子こどものために頑張がんばって仕事しごとをしたいです」と話はなしました。