気象庁きしょうちょうによると、小笠原諸島おがさわらしょとうの硫黄島いおうとうの南みなみの海うみで、先月せんげつ21日にちに噴火ふんかが始はじまりました。海上自衛隊かいじょうじえいたいからの報告ほうこくで、海うみから黒くろい土つちや砂すなが入はいった水みずが何度なんども、高たかいときは100mぐらいまで上あがったことがわかりました。

そして、人工衛星じんこうえいせいを使つかったり専門家せんもんかが飛行機ひこうきで調しらべたりして、噴火ふんかした場所ばしょのすぐ北きた側がわに新あたらしい陸りくができていることがわかりました。噴火ふんかで出でてきた石いしが陸りくになりました。今月こんげつに入はいって長ながいところは300mぐらいになりました。 気象庁きしょうちょうによると、硫黄島いおうとうの沖おきで新あたらしい陸りくが見みつかったのは初はじめてです。

気象庁きしょうちょうの人ひとは「8日ようかの夕方ゆうがたから噴火ふんかが弱よわくなりました。石いしは波なみで流ながれやすいため、この陸りくはなくなるかもしれません」と話はなしました。