石川県いしかわけん金沢市かなざわしにある兼六園けんろくえんは広ひろくて美うつくしい庭にわで、有名ゆうめいな所ところです。兼六園けんろくえんで今月こんげつから、冬ふゆの準備じゅんびの「雪吊ゆきつり」が始はじまりました。

雪吊ゆきつりは、雪ゆきがたくさん降ふっても、雪ゆきの重おもさで木きの枝えだが折おれないようにするために行おこないます。

1日ついたちは、兼六園けんろくえんでいちばん立派りっぱな松まつのすぐ横よこに、木きよりも高たかい14mの柱はしらを立たてました。そして、柱はしらの上うえからたくさんの縄なわを下おろして、枝えだに結むすんで、傘かさのような形かたちにしました。

兼六園けんろくえんに来きたたくさんの人ひとが、雪吊ゆきつりの作業さぎょうを見みていました。

スイスから来きた人ひとは「スイスの自然しぜんもいいですが、日本にっぽんの庭にわも美うつくしくてすばらしいです」と話はなしました。

徳島県とくしまけんから来きた人ひとは「初はじめて雪吊ゆきつりを見みて、いい思おもい出でになりました」と話はなしました。

雪吊ゆきつりの作業さぎょうは12月がつ中旬ちゅうじゅんまで続つづきます。