和歌山県上富田町わかやまけんかみとんだちょうで「アサギマダラ」というチョウを見みる会かいがありました。

アサギマダラは春はるから夏なつに、卵たまごを産うんだりするために南みなみから北きたに向むかいます。寒さむい冬ふゆが来くる前まえに、秋あきには南みなみに飛とんでいきます。日本にっぽんから飛とんでいって、台湾たいわんや香港ほんこんで見みつかったこともあります。

上富田町かみとんだちょうは、遠とおくまで飛とぶアサギマダラが休やすむ場所ばしょになっています。チョウを見みる会かいでは、子こどもたちがチョウの羽はねにペンで、見みつけた日ひや場所ばしょを書かきました。あとで見みつけた人ひとが、どこから飛とんできたかわかるようにするためです。

この会かいに来きた子こどもは「日本にっぽんから台湾たいわんまでどのくらい時間じかんがかかるのかと思おもいました。頑張がんばって飛とんでほしいです」と話はなしていました。

アサギマダラは、来月らいげつ中旬ちゅうじゅんごろ南みなみへ飛とんでいきます。