19年前の2004年10月23日、新潟県で大きく揺れる地震がありました。震度7になった所もありました。68人が亡くなって、12万以上の家が壊れました。
大きな被害を受けた小千谷市は毎年10月に、全部の小学校と中学校で非常食を使った給食を出しています。19年前に生まれていなかった子どもたちに、災害が起こったときのことを考えてもらうためです。
東山小学校では、11人の子どもたちが給食の時間に体育館に集まりました。そして、ツナやトマトなどの缶詰で作ったカレーや、パックに入ったごはんなどを食べました。
1年生の女の子は「いつも食べている給食と味が違うように感じます」と話していました。5年生の男の子は「家族で避難する場所を決めて、災害の準備をしたいです」と話していました。