京都府綾部市に住む佐々木崇人さんの家に4年前、2人の外国の女性が泊まって日本の生活を経験しました。イスラエルのミハル・エリーザーさんと、パレスチナのルアンダ・アクタムさんです。
2人は佐々木さんの家族と一緒に、買い物に行ったり浴衣を着たりして、楽しく過ごしていました。
佐々木さんは、ミハルさんがイスラエルに帰ったあとも、SNSでときどき連絡をしていました。
イスラエルと、パレスチナのガザ地区を支配しているハマスの両方の攻撃が激しくなって、佐々木さんは心配でメッセージを送りました。
ミハルさんから来た返事には「夫は軍隊に入れられました。私は生まれたばかりの娘と一緒に生活しています。平和のために祈ってください」と書いてありました。
佐々木さんは「2人が大丈夫かどうかがいちばん心配です。元気でいてほしいです」と話しています。