文部科学省もんぶかがくしょうによると、2022年度ねんどに小学校しょうがっこうと中学校ちゅうがっこうで不登校ふとうこうだった子こどもは約やく29万まん9000人にんでした。不登校ふとうこうは、病気びょうきなどの理由りゆう以外いがいで1年ねんに30日にち以上いじょう学校がっこうを休やすむことです。前まえの年としより22%増ふえて、今いままでで最もっとも多おおくなりました。10年ねん前まえと比くらべると、小学生しょうがくせいは5倍ばい、中学生ちゅうがくせいは2倍ばいに増ふえました。

2022年度ねんどは、いじめも小学校しょうがっこうや中学校ちゅうがっこう、高校こうこうなどで68万まん件けん以上いじょうになって、今いままでで最もっとも多おおくなりました。

自殺じさつは、小学生しょうがくせいが19人にん、中学生ちゅうがくせいが123人にん、高校生こうこうせいが269人にんでした。

文部科学省もんぶかがくしょうは、新型しんがたコロナウイルスの問題もんだいで生活せいかつが変かわって、学校がっこうで友達ともだちを作つくりにくくなったことなどが理由りゆうだと考かんがえています。

専門家せんもんかは「スポーツなどを習ならう所ところや学童保育がくどうほいくなど、家いえや学校がっこう以外いがいにも子こどもが安心あんしんできる所ところを増ふやすことが必要ひつようです」と話はなしています。