建築けんちく家かの坂茂ばんしげるさんが、ウクライナのリビウ市しに病院びょういんの新あたらしい建物たてものを作つくることを計画けいかくしています。リビウ市しが坂ばんさんにお願ねがいして、一緒いっしょに作つくることになりました。

建物たてものにはウクライナの木きを使つかいます。坂ばんさんたちは、世界せかいにも協力きょうりょくしてもらって、必要ひつような120億おく円えんを集あつめます。そして、来年らいねんの夏なつに工事こうじを始はじめたいと考かんがえています。

リビウ市しには、ウクライナの別べつの所ところから避難ひなんしてきた人ひとが15万まん人にんぐらいいます。病院びょういんでは、ロシアの攻撃こうげきでけがをした人ひとを今いままでに1万まん5000人にん以上いじょう治療ちりょうしました。新あたらしい建物たてものを作つくって、手術しゅじゅつなどを十分じゅうぶんにできるようにすることが必要ひつようになっています。

坂ばんさんは「戦争せんそうの終おわりを待まつのではなくて、すぐに作つくらなければなりません」と話はなしています。