北海道ほっかいどうの東部とうぶにある2つの町まちでは、4年ねん前まえから66頭とうの牛うしが襲おそわれて、この中なかの32頭とうが死しにました。全部ぜんぶ同おなじヒグマが襲おそったと考かんがえられています。北海道ほっかいどうは、このヒグマを「OSO18」と呼よんで、捕つかまえようとしていました。

北海道ほっかいどうによると、先月せんげつ30日にち、ハンターがヒグマを見みつけて、撃うちました。このヒグマを調しらべると、OSO18だとわかりました。OSO18は、体からだの長ながさが２m10cmで、重おもさは330kgぐらいでした。

北海道ほっかいどうは、OSO18を捕つかまえるために、特別とくべつなチームを作つくりました。しかし、OSO18はとても気きをつけて動うごいていて、長ながい間あいだ捕つかまえることができませんでした。

5頭とうの牛うしが襲おそわれた農家のうかの人ひとは「ずっと心配しんぱいしていましたが、安心あんしんしました。同おなじような被害ひがいがないように、夜よる、大おおきな音おとでラジオをつけることを続つづけます」と話はなしていました。