文部科学省の研究所は毎年、世界で発表された科学の論文を調べています。ほかの論文に多く引用されると、いい研究のいい論文だと考えられています。
2021年までの3年で多く引用された論文の数は、日本は3700本ぐらいでした。世界の中で1番は中国で、2番がアメリカ、日本は13番でした。日本は去年の12番より低くなって、1981年に調べ始めてからいちばん低くなりました。
1年の平均の論文の数も、中国が46万4000本ぐらいで1番でした。日本は去年と同じ5番で、7万700本ぐらいでした。
研究所は「研究する時間が足りないことや、博士になって研究を続ける人が少ないことなどが、日本の順番が低くなった原因だと思います」と話しています。
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