戦争で広島に原爆が落とされて、8月6日で78年になりました。
広島市の公園では平和を祈る式がありました。今までで最も多い111の国の代表など、約5万人が集まりました。そして、原爆が落とされた午前8時15分に、みんなで静かに祈りました。
世界では、ロシアが核兵器を使うと言って脅していて、平和を守るために核兵器が必要だと強く考える国があります。
広島市の松井市長は式で「世界の国のトップは、このような考え方は役に立っていないことを知って、やめることが大事です」と話しました。
広島の2人の小学生は式で「みんなが平和だと思う未来を、広島に生きる私たちがつくっていきます」と話しました。
原爆の被害を受けた人たちは、平均で85歳以上になりました。被害を受けた人の経験や、核兵器がない世界にしたいという願いを未来に伝え続けていくことが大事になっています。