日本肝臓学会は、2018年から2021年に肝硬変という肝臓の病気になった2万3847人を調べました。
病気の原因を調べると、アルコールがいちばん多くて、28.8%でした。C型肝炎ウイルスが、27.1%でした。太ったことや運動不足で肝臓に脂肪がたまったことが、12.7%でした。
2017年までの4年と比べると、ウイルスの割合が少なくなって、アルコールや肝臓に脂肪がたまったことの割合が増えました。
専門家は、新型コロナウイルスが広がってから、家で酒をたくさん飲んだり運動不足になったりする人が増えて、肝臓を悪くする人が増える心配があると言っています。