国連で世界の食べ物の問題を担当しているWFPと、FAOによると、2022年に世界で飢えに苦しんだ人は、最も多くて7億8300万人になったと考えています。
世界の経済は新型コロナウイルスが広がったときよりよくなって、飢えに苦しむ人は2021年より少なくなりました。しかし、ロシアがウクライナを攻撃して食料やエネルギーの値段が高くなったことや、気候が変わっていることなどで、多くの人の食べ物が十分ではありません。
アフリカや西アジア、カリブ海の国では、前より食べ物が足りなくなっています。特にアフリカでは5人に1人が飢えに苦しんでいます。
国連は2030年までに世界から飢えをなくすことを目標にしています。しかし今のままでは達成することが難しいと考えて、世界の国に警告しています。