去年9月、3歳の女の子がこども園のバスに残ったままになって、熱中症で亡くなりました。国は子どもの安全のため、今年4月から、幼稚園などのバスに子どもがみんな降りたかチェックする機械を付けなければならないことにしました。
機械は来年3月までに付けることになっていますが、国はできるだけ6月の終わりまでに付けるように言っています。夏は熱中症になる危険が高いためです。
しかし、国が調べると、今までに付け終わったか6月の終わりまでに付ける予定の所は55%だけでした。まだ付けていない理由は、バスをいつも使っていて十分な時間がないことや、機械がすぐに届かないことなどでした。
国は「早く付けるように強く言っていきます」と話しています。