厚生労働省によると、去年日本で亡くなった日本人は156万人でした。おととしより8.9%増えて、今まででいちばん多くなりました。
亡くなった理由でいちばん多いのはがんで24%、次は心臓の病気で14%でした。
亡くなる人は30年ぐらい前の2倍に増えています。このため、人口が多いまちでは火葬する所が混んで、すぐに火葬できないことが増えています。
神奈川県の女性は今年、祖母が亡くなりました。女性は「火葬できる日を聞くと、いちばん早くても亡くなってから11日あとでした。亡くなった人の体を保管するお金も、1日1万3000円、12日で15万円以上かかりました」と話しました。
女性は「長く待つことも、お金がたくさんかかることも、本当に驚きました」と話しました。