東京消防庁によると、携帯電話や掃除機などのバッテリーが原因の火事が増えていて、2021年には東京都で141件ありました。この中の20件は「純正」ではないバッテリーが原因でした。純正のバッテリーは、携帯電話などを作った会社が売っている専用のバッテリーです。
掃除機に純正ではないバッテリーを使っていた女性は「安かったから買いました。使い始めて2日か3日あとに煙が出て、掃除機の下にあったテーブルが焼けました」と話しました。純正ではないバッテリーを使っていた自転車の火事も起こっています。
専門家は「純正ではないバッテリーは、純正より品質が悪かったり、安全のための対策が十分ではなかったりします。危険が少ない純正のバッテリーを使ったほうがいいです」と話しています。