認知症は、覚えたり考えたりすることが難しくなる病気です。日本には認知症の人が2020年に600万人以上いて、国の研究グループは、2025年には700万人になると考えています。これは65歳以上の人の20%です。
国会で14日、認知症の人が希望を持って生活できるようにするための法律「認知症基本法」ができました。
この法律では、国は、認知症の人が生活しやすい社会にするための計画を作ると決まっています。認知症の人や家族にも意見を聞いて、計画を考えます。そして、国や県、市などは、認知症の人が交通を利用しやすくしたり、どこに住んでいても医療を受けることができるようにしたりします。
専門家は「認知症の人や家族だけではなくて、みんなで協力する社会を作ることが必要です」と話しています。
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