福岡市にある会社がつくった人工衛星「アマテルー3」が、日本の時間の13日、アメリカのカリフォルニア州から打ち上げられました。
2025年からあとに、全部で36の人工衛星が動く計画で、この人工衛星は1つ目です。計画では、マイクロ波を使って10分に1回、地球の表面の細かい画像を撮って、災害の被害を早く調べることができるようにします。このほかに、電気を送るための鉄塔やダムなどに問題がないかをチェックします。
オンラインで打ち上げを見ていた人たちは、人工衛星が予定どおりの軌道に入ると、大きな拍手をして喜びました。会社の社長は「1つ目の打ち上げが成功してうれしいです。しかし、これからが本当に大事なので、安心も緊張もしています。人工衛星をたくさん打ち上げて、九州の宇宙産業をもっと盛んにしていきたいです」と話していました。