北朝鮮に拉致された人たちの家族の会は26日、キム・ジョンウン総書記にメッセージを出しました。
家族たちは「親たちが生きている間に拉致された人たち全員が日本に帰ってくる場合、日本の政府が北朝鮮で困っている人たちを助けることに反対しない」と書きました。
北朝鮮では、食べ物や薬などが足りないと言われています。北朝鮮の人たちを助けることについて、家族たちがメッセージを出したのは初めてです。会の代表は「悔しいですが、北朝鮮が考えを変えるように、メッセージを出しました。日本の政府にも私たちの気持ちをしっかりと考えてほしいです」と話しました。
13歳のときに北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親は「40年以上も、娘に会っていません。1時間でも早く、2つの国のリーダーに話し合ってほしいです」と話していました。