スキー場のコースの外の「バックカントリー」でスキーやスノーボードを楽しむことが人気になっています。しかし、今年になってから長野県や群馬県などで、人が亡くなる事故が続いています。
29日午後、長野県小谷村で雪崩が起こって、バックカントリーでスキーなどをしていた外国人の男性2人が亡くなりました。この中の1人は、アメリカのスキー選手のカイル・スメインさんでした。スメインさんはハーフパイプの選手で、ワールドカップで優勝したことがあります。

専門家は「バックカントリーは、雪崩などの危険があります。楽しいかどうかより、安全な場所を選んで、山の形などをよく知っている人と一緒に行くことが大切です」と話しています。