奈良市にある富雄丸山古墳で、青銅の鏡と鉄の剣が見つかりました。この古墳は昔の偉い人の墓で、4世紀につくられました。日本でいちばん大きなまるい形の古墳です。奈良市が、去年10月から調べていました。
鏡は縦の長さが60cmぐらい、横の長さが30cmぐらいで、盾のような形です。このような形の鏡が見つかったのは初めてです。鏡の裏にはとても細かい模様や線があります。
剣は長さが2m30cmぐらいです。東アジアで見つかっている同じ時代の剣の中で、いちばん長いです。
専門家は「鏡にはとても高い技術を使っています。この時代に金属でつくった物の中でいちばんすばらしいと思います」と話しています。
この鏡と剣をいつ見ることができるかまだわかりませんが、古墳は1月28日と29日に見ることができます。