病気びょうきやけがで病院びょういんに行いったとき、薬くすりが必要ひつような場合ばあいは、医者いしゃが紙かみの「処方箋しょほうせん」を出だします。処方箋しょほうせんを薬局やっきょくで見みせて、薬くすりを買かいます。しかし、別べつの病院びょういんでも同おなじ薬くすりの処方箋しょほうせんが出でてしまうことがありました。

このため国くには、医者いしゃと薬局やっきょくが、処方箋しょほうせんのデータをコンピューターで見みることができる「電子でんし処方箋しょほうせん」のシステムを作つくりました。医者いしゃは、今いままでの薬くすりのデータを見みて、同おなじ薬くすりや一緒いっしょに飲のむとよくない薬くすりを出ださないようにします。

このシステムは、山形県やまがたけんや福島県ふくしまけんなどでもう使つかい始はじめています。今月こんげつ26日にちからは日本中にほんじゅうで、準備じゅんびができた病院びょういんや薬局やっきょくから使つかい始はじめます。